マレーシア人は甘いものには目がないです。暑い日にぴったりのかき氷から日本では絶対に見ないデザートまで、一回の旅行では食べ切れないほど種類が多いです。せっかくマレーシアに来たら、いくつのスイーツを食べましょう!
1.チェンドル Chendol
パンダンで作った緑色の細長いゼリーとあずき、そして黒糖(グラマラッカ)がかかったかき氷。これにココナッツミルクがかけられています。
自分はマレーシアのかき氷の中で、チェンドルが一番好きです。見た目は、ちょっと・・・ですが、味は最高です。
チェンドルは全国に売ってますが、ペナン、イポーとマラッカのチェンドルが特に有名です。
おすすめの店
ペナン: Penang Road Famous Teo Chew Cendol
イポー: Deen's CT Cendol
マラッカ: オランダ広場の向かいにある屋台
コタキナバルのスリアサバ・モールの3階にペナンのチェンドル屋があります。
2.ピサン・ゴレン(挙げバナナ) Pisang Goreng

マレーシア庶民の定番おやつ、安くておいしいピサンゴレン。
ピサンゴレンは専用のバナナを使いますので溶けることなく甘さと少しの酸味が衣と融合して美味しさ倍増。揚げたての温かいうちに食べる方が美味しいので、買いたてをいただきましょう。
最近、ピサンゴレンの上にチーズと練乳をつけるが人気です。
3.オンデオンデ Onde Onde

パンダンリーフという緑の植物で色付けした餅の中に黒蜜を包み込み、ココナッツフレークでまぶしたものです。
ガブリと噛むと、中からは黒蜜がジュワ~りと出てきて、黒蜜、パンダン、ココナッツの三位一体の美味しさが口の中で混ざり合わさります!
どこで食べられます?
市場、ショッピングセンターの中にあるニョニャクエの店
4.エッグタルト Egg Tart

マレーシア生まれの食べ物ではないですが、現在ではマレーシアのショッピングセンターやパン屋などで必ずと言っていいほど見かける庶民的なお菓子です。
サクサクのパイ生地、もしくは重厚なビスケット生地で、口に入れると濃厚な甘いたまごの風味がフワッと広がります。
おすすめのエッグタルト
クアラルンプールの中華街に「Bunn Choon」レストランのエッグタルトが有名です。
サバ州には「牛の糞」という独特のエッグタルトもあります。
5.アイス・カチャン Ice Kacang

マレーシアの一番有名なかき氷はABC、もしくはアイスカチャンと言います。
氷にアイス、あずき、コーン、ライチ、亀ゼリーや緑色のパンダンゼリーやピーナッツ、グラムラカ(椰子砂糖)、ココナッツミルクなどなどバラエティーに富んだ具が入っています。最初は甘いの!?しょっぱいの!?と、舌が混乱するのですが、慣れてくると美味しくなってくるから不思議。
6.クエ・ピンジャラム Kuih Pinjaram

サバ州のバジャウ族とブルネイのマレー系の伝統的なおやつ。
米粉、ココナツミルク、と黒砂糖で作られます。温かいうちに食べると美味しいです。
どこで食べられます?
マレー半島には見かけない食べ物ですが、サバ州の朝市によくその場で作ります。