ボルネオ島に行く旅行者はラフレシアを絶対に見たい方も多いでしょう。
こちらでサバ州のラフレシアについてご案内します。
ラフレシアの種類
世界最大の花と言われても、全部巨大サイズではないです。
現在、世界で39種のラフレシアが認められています。最も大きいのが RAFFLESIA ARNOLDII . 直径1メートル、重さ10キロの花。RAFFLESIA ARNOLDII はスマトラ島とボルネオ島に自生します。
マレーシアのサバ州には3種のラフレシアがあります。 RAFFLESIA KEITHII, RAFFLESIA PRICEI, RAFFLESIA TENGKU-ADLINII です。RAFFLESIA KEITHII が一番大きい、自分が90センチに近いラフレシアが見たことがあります。
ラフレシアの時期
乾季と雨季がちゃんと分かれてる国(例:タイ)だったら、ラフレシアも季節があるらしいですが、ボルネオ島は一年中気温が高いと雨が多いですので、ラフレシアは特に時期がありません。「7月〜10月はラフレシアの時期」だれかのブログに書いてありますが、この時期は観光客が多いので、ラフレシアを見た記録も多いだけだと思います。
どのぐらい確率でラフレシアを見られますか?
正確に答えられないですが、私たちの経験でポーリン温泉で見られる確率は50%ぐらいです。
ラフレシアは寄生植物です。種からつぼみができるまでは4〜5年かかります。つぼみから開花までは6ヶ月〜12ヶ月かかります。咲いたら、4日〜7日間で枯れてしまいます。
ラフレシアの開花情報はどこにありますか?
ポーリン温泉(国立公園の中)でラフレシアが咲いてる場合は、サバ・パーク(Sabah Parks)(国立公園の管理事務所)のフェーズブックにお知らせがあります。(開花の前に情報がないですけど)
ポーリン温泉付近に民間の土地に開花の場合は、道端に看板が出ます。
看板にだいたい花の大きさや咲いてる日にちも書いてあります。例えば、80cm, Day 2は80cmの直径、開花二日目。
看板の近くにある小屋に座ってる人に入場料を払って、その人がラフレシアの所まで案内します。外国人の見学料はだいたい一人RM30です。
Rafflesia keithii (ラフレシア・ケイティー)
種 : Rafflesia keithii
花の直径 : 50cm~90cm
場所 : ポーリン温泉とラナウ街の間のジャングル
距離 : コタキナバルから車で2時間半
歩く距離 : 5分〜30分
入場料 : 〜RM30(750円)
咲く期間 : 5日間
咲く時期 : 一年中
Rafflesia keithii はサバ州の固有種のラフレシアです。この種はポーリン温泉付近に自生します。
大きい花は90cmの直径もありますので、サバ州の最も大きいラフレシアです。しかし、60cmから80cmの直径の方が普通です。全部赤色で、花びらにぼこぼこが出てます。5枚の花びらが普通で、6枚、7枚、8枚花びらのも見たことあります。
8枚花びらのラフレシア
種 : Rafflesia pricei
花の直径 : 30cm~60cm
場所 : ラフレシアセンター、マフア滝、クロカーレンジ国立公園
距離 : コタキナバルから車で1時間~2時間半
歩く距離 : 15分〜60分
入場料 : RM 10(250円)
案内料 : RM 100 (2~3人)(ラフレシアセンターのレンジャーがご案内します)
咲く期間 : 7日間
咲く時期 : 一年中
この種はラフレシア・センターとタンブナン地方に自生します。直径30cmから60cm。白と赤の模様は目立つです。
ラフレシアセンター
月~金曜日 : AM 8:00 - PM 3:00
土日、祝日 : 休み
電話番号 : (+6)088-899589
事務所にレンジャーさんがいないことが多いので、行く前に電話で確認してください。
1987年に発見したボルネオ固有種です。大きさ20cm。
Maliau BasinとTrusmadi山に生息しています。
ボルネオの山奥に自生しますので、なかなか見られないラフレシアです。
by borneo2
| 2022-03-01 19:29
| 自然
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