せっかく自然豊かのボルネオ島に来たら、もちろん野生動植物を見たいですね。可愛いオランウータン、珍しいテングザル、幻のボルネオゾウ、最大の花ラフレシア。どれもインパックが大きくて、見たらすぐ気付きます。でも周りをよく見て。ボルネオ島には大きい動植だけじゃなく、小さい昆虫も珍しいの沢山あります。
サバ州には120種類のクワガタがいます(日本の3倍)。東南アジアに一番多いクワガタはツヤクワガタ(写真)です。でも一番見たいのがパリーフタマタクワガタ。今までは標本しか見たことない。
マレーシアの国蝶。鳥に間違われるほど翅が大きいというのがその名の由来です。英名は19世紀にサラワク州を治めた白人王、ジェームズ・ブルックに敬意を表して付けられたもので、ボルネオだけでなく半島部でもみることができます。サバ州にはマフア滝によく見ます。他はポーリン温泉、またロッカウィワイルドライフパークにも見られます。キパンディ蝶園にいます。
太古の三葉虫によく似たサンヨウベニボタル。メスは、昆虫としてはかなり大きく、特徴的な見た目ですが、オスは、特に特徴のない普通の昆虫。上の種類はキナバル公園の森林に散策するとたまに見かけます。
5.ビワハゴロモ 英名 Lantern Fly 学名 Pyrops
これが私が一番好きのボルネオ虫です。
ボルネオ島の固有種と最大のカブトムシ。3本の長い角を持って、チョーかっこいいです!
1.モーレンカンプオオカブト
英名 Moellenkampi Beetle
学名 Chalcosoma mollenkampi
少し高原の森に生息して、このカブトムシは世界遺産キナバル公園とクロカーレンジ国立公園にもよく見かけます。
2.ツヤクワガタ
学名 Odontolabis
クワガタムシもキナバル公園とクロカーレンジ国立公園に多いです。
3.アカエリトリバネアゲハ
英名 Rajah Brooke's Birdwing
学名 Trogonoptera brookiana
4.サンヨウベニボタル
英名 Trilobite Beetle
学名 Platerodrilus
ボルネオ島は鼻高いものが多いだろうね。この鼻高い、カラフルな虫の英名はランタンフライ。昔の人はこの虫がランタンみたいに光ると思ってたから。(実は光らない)。飛ぶのがあまり得意じゃないので、近付いても木の後ろで隠すことが多い。ボルネオ島に9種類がいますが、ポーリン温泉で2種類がよく見かけます。
6. ネッタイタマヤスデ
英名 Giant Pill Millipede
学名 Sphaerotheriida
正確には、昆虫ではありません。触ると丸くなるから、巨大のダンゴムシとよく間違えられる。ボルネオのネッタイタマヤスデは丸くなったら、ゴルフボールの大きさぐらいです。熱帯雨林の地面に歩いてるから、よく探すと見られるかも。私はポーリン温泉、ダナンバレーとタビンにも見たことあります。
コタキナバルから車で1時間ぐらい離れた所に、キパンディ蝶園には昆虫館や蝶園があります。夜のライトトラップに昆虫が沢山集まってきます。
by borneo2
| 2020-02-02 18:53
| 自然
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